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勝って納得、敗れて納得。やっぱり、競馬は面白い。


by 桂小五郎

金星へ虎視眈々、アフリカンゴールド!~第63回宝塚記念(GⅠ)2022~

前半戦最後のGⅠ戦は、フルゲート18頭。

そして、人気を集める馬たちが、
それぞれ死角を抱えての参戦というのが、
混戦に拍車を掛ける。

ここは◎アフリカンゴールドを狙う。

ここにきての充実ぶりは、見事のひと言、
前走はGⅠレースで大健闘。

ジャックドールの逃げを2番手追走、
直線で後ろから来た馬に交わされるが、
この馬自身も、バテててはいない。

最後まで内々で粘って、0.6秒差の7着。

まだまだ好調持続、
次にも期待を抱かせる内容だった。

前々走は、今回と同舞台を逃げ切り勝ち。

復活のレースとなった4走前は、
2番手から2着粘り込みで大波乱演出。

今回はパンサラッサの逃げが注目され、
タイトルホルダーとの先行争いに
関心が集まっているため、
アフリカンゴールドは全くのノーマーク。

だからこそ、よいのだけれど・・・。

しかし、パンサラッサには距離が長く、
逆にタイトルホルダーには短い。

この条件が、展開を微妙に狂わせるはず。

一方、2番手からレースを進めるであろう
アフリカンは距離ベスト。

充実一途の今なら、有力馬の間隙を縫って、
先頭でゴールするのも十分可能。

国分恭介騎手との相性も抜群。
2年間の不振を乗り越え、
7歳にして初GⅠ制覇へ準備万端。

相手筆頭は○アリーヴォ

初重賞勝ちの勢いで挑んだ前走のGⅠ、
あわや勝ったか、と思わせる見せ場たっぷり
の内容で、0.1秒差の3着。

GⅠでも阪神でも十分戦えることを示した。

1ハロン延長がカギとなりそうだが、
これまでのレース内容を見れば問題ないし、
武豊騎手の手腕をもってすれば・・・。

3番手には▲マイネルファンロンを推す。

前走の天皇賞は、距離不適ながらも、
3角過ぎから上がっていく脚を見せていた。

展開が向いたとはいえ、前々走(GⅡ)は
中山の二千二百を追い込んで2着。

今回、明らかに距離面で条件が好転。

問題は、前走休み明けで12キロ減の馬体。
しかし、調教はしっかり追えていたし、
大丈夫と見て・・・。

昨夏新潟で見せた鬼脚を、それ以来となる
デムーロ騎手とのコンビで再現。

あと一頭、迷ったが△ステイフーリッシュ

海外で連勝して以来、国内緒戦となる。

前走のドバイゴールドカップでは、
直線内から差し返す根性を見せて快勝。

体調がカギだが、追い切りも動けていて、
状態は良さそうだ。

重賞の常連、そして常に好走を続ける
この馬にとって、距離二千二百はベスト。

得意の先行力で、ここも当然好勝負。

宝塚記念のナットク度、100%


by ryoma1101 | 2022-06-25 18:38 | 6月の重賞